① 砂漠(伊坂幸太郎)
展開が面白いというより、描写や会話、そしてキャラクターが面白い。何気ない日常が連鎖する奇蹟は伊坂作品ならではの魅力。心地よい日常に浸り、永遠に読んでいたい。そんな作品。
[この本が気に入った人は是非!]<伊坂ワールド>
オーデュボンの祈り(伊坂幸太郎)
チルドレン(伊坂幸太郎)
② リバース(湊かなえ)
最後まで読むと絶対に鳥肌が立つ。おおおぉぉぉすげえ……。設定がよく練られており、完成度はかなりのもの。湊さんの緻密な心理描写も健在で、臨場感に満ちている。ネタバレをしたくないので詳しくは言えないが、とにかく、読んでみてほしい。話はそれからだ。
[この本が気に入った人は是非!]<どんでん返し系>
名も無き世界のエンドロール(行成薫)
AX(伊坂幸太郎)
③ やめるときも、すこやかなるときも(窪美澄)
徐々に距離を縮めていく二人の恋模様に、読者もつい心が弾んでしまう。ああ恋したいなあ。落ち着いた雰囲気の恋愛小説をお探しの人におすすめ。
[この本が気に入った人は是非!]<恋愛小説>
崩れる脳を抱きしめて(知念実希人)
じっと手を見る(窪美澄)
④ 君の膵臓をたべたい(住野よる)
いわゆる「青春小説」の代表的な作品。泣ける。悪いように言えば甘ったるさもある作品なので(青春小説はそういうものだが)、好みは分かれるかも。読みやすい文章で描かれているので気軽に読み始められるのも◎。終盤は涙を流しながら読んでください。
[この本が気に入った人は是非!]<青春小説>
桜のような僕の恋人(宇山佳佑)
生きてさえいれば(小坂流加)
⑤ ホワイトアウト(真保裕一)
手に汗握る逃走劇!臨場感あふれる雪景色の中、一人の男がテロリストに立ち向かう。読了後は諸手を挙げて主人公に拍手を送りたくなる。よくやった。あっぱれだ!読み始めたら止まらないので注意。
[この本が気に入った人は是非!]<サスペンス>
ダ・ヴィンチ・コード(ダン・ブラウン)
ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)
マリアビートル(伊坂幸太郎)
⑥ 告白(湊かなえ)
とりあえず、第一章を読め。特に小説を普段読まない人におすすめ。小説の面白さに気づかせてくれる一品。そして、湊かなえさんにハマれ。
[この本が気に入った人は是非!]<視点循環系>
夜行観覧車(湊かなえ)
ナミヤ雑貨店の奇蹟(東野圭吾)
⑦ ボトルネック(米澤穂信)
『氷菓』シリーズの米澤穂信さん。爽やかさを前面に押し出した紹介文だが、その実、中々に救いのない話である。だがそこがいい!虚ろな人生を送っている人におすすめ。ご都合展開にうんざりしている人にもおすすめできる。
[この本が気に入った人は是非!]<唖然系>
何者(朝井リョウ)
⑧ 名前探しの放課後(辻村深月)
辻村さんの作品は、何といってもテーマが重い。しかしそれでいてバッドエンドにはならないのが大きな魅力。読みやすくて気軽に手に取れて日常が舞台の小説が好きだけど、青春小説のように軽く甘酸っぱいものはちょっと……という方は辻村さんの作品を読むといい。
[この本が気に入った人は是非!]<辻村ワールド>
かがみの孤城(辻村深月)
朝が来る(辻村深月)
⑨ Red (島本理生)
理解できないし、理解したくもない小説。ボロクソ言っているようだが、それほど強い感情を抱かせる作品は良作だと思う。不倫する女が主人公の、どろどろした話。思いだしただけで女へのヘイトが高まっていく感がある。
以上、計25冊の紹介でした!
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